基本的な英単語や文法は覚えたけれど、実際の会話ではうまく使えない——そんな方にぜひ知ってほしい、実践で役立つ英語フレーズをご紹介します。
今回ご紹介するのは、旅行や留学、英語圏の人と話すときなど、日常で実際に使えるフレーズばかりです。覚えておくと、すぐに会話で活かせるようになります。
わからない英語を聞くときに使えるフレーズ
英単語を一つひとつ覚えるのは大変ですが、実際に会話を通じて英語を使うことで、より効率的に覚えることができます。完璧な英語でなくても、分からない表現を聞けるだけで、会話はスムーズに続けられます。
What do you call this?(これは英語でなんと言いますか?)
目の前のものの名前がわからないときに便利なフレーズ。例えば旅行中、レストランで見かけた料理の名前が分からないときなどにも使えます。
例文:
A) What do you call this?
B) This is a pen.
What did you say?(今なんと言いましたか?)
聞き取れなかったときや聞き返したいときに使える基本表現。「Sorry」をつけるとより丁寧な印象になります。
例文:
Sorry, what did you say? Could you say that a bit more slowly please?
What does that mean?(今のってどういう意味?)
会話や映画、ニュースなどでわからない表現が出てきたときに、その意味を尋ねるときに使います。状況によっては、話し手ではない第三者に使うことも可能です。
例文:
What does that mean?(さっきのはどういう意味だったの?)
挨拶に使える英語フレーズ
挨拶は会話のスタート。適切なフレーズを使えるかどうかで、相手に与える印象も変わってきます。自然な挨拶ができれば、会話もぐっとスムーズになります。
How’s it going?(調子はどう?)
「How are you?」よりもカジュアルな言い方で、親しい友人などに使うのが一般的です。
例文:
A) How’s it going?
B) Good / Not bad.
What have you been up to?(最近どうしてた?)
久しぶりに会った友人への挨拶としてぴったりのフレーズ。「最近何してたの?」というニュアンスで使います。
例文:
A) What have you been up to?
B) I’ve been working a lot lately.
Have a nice evening!(いい夜を!)
別れ際の一言として使える丁寧なフレーズ。「Good night」は就寝前、「Have a nice evening」は夕方以降の別れ際に使うのが自然です。
提案・誘いに使える英語フレーズ
会話の中で「〇〇しよう」と提案したり、誘いを受けたりするときに使えるフレーズをご紹介します。
How about ___?(〜はどう?)
提案に使える万能フレーズ。単語でも文章でも続けることができ、さまざまなシーンで活用できます。
例文:
How about lunch?
How about we see a movie later?
Sorry, I can’t.(ごめん、それは難しい)
提案を丁寧に断るときの基本フレーズ。理由を添えるとより自然です。
例文:
A) How about dinner tonight?
B) Sorry, I can’t. I have to work late.
Sure, sounds good.(いいね)
提案に対して肯定的に応じるときのフレーズ。バリエーションとして「Sounds great」「Sounds fun」なども覚えておくと便利です。
まとめ
今回紹介したフレーズを復習しておきましょう。日常英会話でよく使われる表現ばかりなので、まずはここから覚えて実践に活かしてください。
- What do you call this?
- What did you say?
- What does that mean?
- How’s it going?
- What have you been up to?
- Have a nice evening!
- How about ___?
- Sorry, I can’t.
- Sure, sounds good.
英語を話せるようになるには時間がかかりますが、まずはこのような基本フレーズからスタートするのが近道です。もっと詳しく英語のリスニング力を上げたい方は、以下の記事も参考にしてください。