「どうしてもやる気が出ない…」
「勉強しなきゃならないのはわかってるけど…」
そんな気持ちになって、時間をダラダラと浪費してしまう経験、誰しもありますよね。
でも本気で「勉強を続けたい」と思っているなら、モチベーションだけに頼るのは危険です。
大切なのは、やる気がなくても自然と行動できる『仕組み』をつくること。
今回は、「続けられない」を「続けられる」に変える仕組み化のポイントをお伝えします。
やる気に頼ると絶対に立ち行かない
最初はやる気があっても、しばらく経つと失速してしまう──それは誰にでも起きる自然なことです。
学校の課題や資格勉強には、やる気をくじく障害がたくさんあります。
- 誘惑だらけのスマホ・テレビ・YouTube
- 問題が難しくて自信をなくす
- 友人の誘いについ乗ってしまう
- 集中が切れやすく、疲れてしまう
- 日常生活でそもそも時間が取れない
これらは、あなたの意志の問題ではありません。だからこそ、意志に頼らない方法「自動的に動くためのしくみ」が必要なのです。
しくみがあれば、やる気がなくても大丈夫
「やるきゃやるけど、やる気がない」そんな日も自然と動ける、不安定なやる気を安定させるのが「しくみ」の強みです。今回は、課題や労動を「習慣」に変えるための3つのポイントをご紹介します。
ポイント① 「ちょっとやる」を起動にする
やる気は、動き始めてから出てくるものです。まずは「とりあえず始める」という超低ハードルを設定しましょう。
- 一分間だけ本を開く
- 1問だけ解く
- デスクに座るだけ
何でもいいので、一歩動くことが重要です。体を動かすことで脳は「動くモード」に切り替わり、励みホルモンの分泌を始めます。
ポイント② 習慣に組み込む
すでに定着している習慣に、少しの勉強を加えてみましょう。例:
- 通学・通勤時間にオーディオブックを聞く
- 昼食後に問題を一つ解く
- 洗顔後に単語を10個覚える
ちょっとの勉強も習慣化すれば、もはややる気は不要になります。
ポイント③ 言葉にする
目標を相手に告げることで、自分を壊れることが難しくなります。例:「TOEICで900点とります!」とSNSで発信
- 今日の勉強内容を投稿
- 週ごとに成果をシェア
「見られている」「期待されている」と感じるだけで、人は頑張れるようになるのです(ホーソン効果)
まとめ
もうやる気はいらない。「自然に動ける」ためのしくみを作りましょう。
- ポイント①: とりあえず始める
- ポイント②: 習慣に組み込む
- ポイント③: 目標を宣言する
「勉強しよう」を「勉強しちゃった」に変えていきましょう。